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30年前に蒔かれた種から美しい花が咲きました

呉ナザレン教会は1970年から20数年間焼山地区で土曜日の午後、子どもさんたちを対象に、土曜学校と称してキリスト教の子ども集会を開いていました。

当時、焼山は新興住宅地で子どもさんたちが大勢いました。土曜日の午後、県営住宅の集会室を借りて開く土曜学校には沢山のお友達が集まってくれました。

みんなは讃美歌を歌い、聖書の話をよく聞いてくれました。会の終わりに出席シールを張るのがみんなの楽しみでした。回数を満たすとご褒美がもらえるのです。他にも呉の教会学校との合同クリスマス、ピクニックなど土曜学校のことが懐かしく思い出されます。

 

あの時のお友達は今、どうしているのでしょう。

 

先日、思いがけなく、匿名で郵便小為替が入った手紙が届きました。開けてみると「私は30年以上昔に土曜学校に参加した者です。その時、出席回数に従ってもらえる、ちょっとした雑貨が目当てで「ズル」をしてしまったことをとても後悔しております。その罪を悔い改めるためにも少額で恐縮ですが寄付をさせて頂きます」という内容でした。

 手紙を読んでとても嬉しくなりました。その方は自分の失敗が心にかかっておられたのですが、ずーっと土曜学校のことを忘れないで、イエス様のことも忘れないでいてくださり、何十年も経ってお手紙をくださり、本当に誠実な方だと思います。

神様が、その方の心に蒔かれた種を守り続け、育て続けていて下さったことを感じました。

神様が一番喜んでおられると思います。神様がその方の誠実な心に豊かにお報いくださるようお祈り致します。

また、教会に来て下さったら嬉しいです。ありがとうございました。

2021年1月

牧師 松田基子

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